ワタシの夫は敏感くん

ワタシの夫は敏感くん

バンド活動で出逢った夫は長髪のギター弾き。はたから見るとナルシストに見えがちなのですが…実は自己肯定感が低く、色んなことを気にしすぎて疲れてしまう「敏感くん」です。楽天家の私と「敏感くん」のユニークな日常を描きました。

セミの一生を考える夏②

もう夏も終わり日が短くなりましたね。

秋は涼しくて花粉もなくて敏感な夫つかさくんが

一番好きな季節です。

私は気候は大好きですが、高校の文化祭を思い出したり

ノスタルジックな物悲しい気持ちになるので、

大好き!!と言えない季節ですよ。

さて、前回のブログからもう2か月くらい経ってしまいました…

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少し季節はずれになりましたけど

昨日、代々木公園でヨガをやっている時

まだまだセミが沢山鳴いていました。

 

私達夫婦は、仰向けになっているセミを見つけると

ひっくり返すという

夏の恒例行事をやっています。

どうも元気のなくなってきたセミは自分で

表向きになることができないようです。

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ひっくり返すという行為がセミにとって

嬉しいことなのかどうか?分かりませんが

 

「もう諦めかけていた命だったけど、

第2の人生が始まったと思って頑張ろう」とか

「子孫も残して悔いのない人生だった。

最期は土の上で死のう」とか

そんな気持ちだったらいいな、と思っています。

 

つかさ君の最後のセリフは、

中学生の時お父さんが脳梗塞で倒れて

死ぬかもしれないと宣告されたのですが

無事後遺症もなく元気になったので

お父さんが「一度失った命だと思って第2の人生を歩もう」と

思った経験があるからだそうですよ。

 

とかく私達人間は今やらねばならないことを

「後回しでいいや、いつかやろう」と先延ばしにしがちですが

セミのように短い命を一瞬一瞬一生懸命生きている姿に

私は毎夏心を打たれますよ。